用語集
自主保全士試験で押さえておくべき重要用語を一覧できます。検索・絞り込みが可能。
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🏭生産の基本(19語)
- TPM(ティーピーエム)
- Total Productive Maintenance(全員参加の生産保全)。経営層から現場まで全員参加でロスを撲滅するJIPM提唱の活動。
- JIPM
- 公益社団法人 日本プラントメンテナンス協会。TPMを提唱し、自主保全士検定を実施する団体。
- 5S
- 整理(Seiri)・整頓(Seiton)・清掃(Seisou)・清潔(Seiketsu)・しつけ(Shitsuke)の頭文字。職場環境を整える基本活動。
- 整理
- 要るものと要らないものを区別し、要らないものを処分する。
- 整頓
- 要るものを使いやすい場所に置き、誰でもすぐ取り出せるようにする。
- KYT
- 危険予知訓練(Kiken Yochi Training)。作業前に潜む危険を予知し、対策を立てる訓練。
- ハインリッヒの法則
- 1件の重大災害の背後には、29件の軽傷事故、300件のヒヤリハットが存在するという経験則(1:29:300)。
- ヒヤリハット
- 事故には至らなかったがヒヤリとした・ハッとした出来事。重大事故の予兆として記録・分析する。
- 指差呼称(ゆびさしこしょう)
- 対象を指差し、声に出して確認する動作。エラー率を約1/6に低減できる。
- QCD
- Quality(品質)・Cost(コスト)・Delivery(納期)。製造業の競争力を決める3要素。
- QCDSM
- QCDに加えてSafety(安全)とMorale(士気)。SとMがQCDの土台となる考え方。
- タクトタイム
- 1個を作るのに必要な時間。1日の稼働時間 ÷ 1日の必要数。
- 3現主義
- 現場・現物・現実。机上ではなく実際の現場で実物を見て判断する考え方。
- TPM8本柱
- 個別改善・自主保全・計画保全・教育訓練・初期管理・品質保全・事務間接効率化・安全衛生環境の8つ。
- MP設計
- Maintenance Prevention。新設備の設計段階で保全性を組み込む活動。
- リスクアセスメント
- ハザードを洗い出し、重篤度×可能性でリスク評価し、対策の優先順位をつける手法。
- 本質安全
- 危険源そのものを取り除くこと。リスク低減で最優先される。
- OPL(ワンポイントレッスン)
- One Point Lesson。A4・1枚にまとめた現場教育用の教材。1テーマに絞り10分以内で理解できる量にする。
- LOTO
- Lock Out / Tag Out。電源遮断と表示札・施錠による安全確保の手順。
📊ロスと効率化(11語)
- 7大ロス
- 設備の効率を阻害するロス。故障・段取り・刃具交換・立上り・チョコ停・速度低下・不良の7つ。
- チョコ停
- 数分以内の短時間停止や空転。回数が多いと積み上がって大きな損失になる。性能稼働率を低下させる。
- OEE
- Overall Equipment Effectiveness(設備総合効率)。時間稼働率 × 性能稼働率 × 良品率で計算。
- 時間稼働率
- 止まらずに動いていた割合。稼働時間 ÷ 負荷時間。故障・段取りロスの影響を受ける。
- 性能稼働率
- 本来のスピードで動いていた割合。チョコ停・速度低下ロスの影響を受ける。
- 良品率
- 作ったうち良品の割合。良品数 ÷ 生産数。不良・手直しロスの影響を受ける。
- 人の5大ロス
- 管理・動作・編成・自動化置換・測定調整。人の効率を阻害するロス。
- 原単位3大ロス
- 歩留り(材料)・エネルギー・型治工具。製品1個あたりの消費を悪化させるロス。
- 16大ロス
- 設備7 + 人5 + 原単位3 + 計画停止1 = 合計16のロス。TPMで扱うすべてのロスを統合。
- TEEP
- Total Effective Equipment Performance。設備稼働率 × OEE。暦時間ベースの真の効率。
- ボトルネック
- ライン全体の生産性を律速している最も遅い工程。改善効果を最大化できる箇所。
🔧自主保全活動(10語)
- 自主保全
- 「自分の設備は自分で守る」を合言葉に、現場オペレーターが日常保全を主体的に行う活動。
- 計画保全
- 保全部門が行う計画的な点検・修理。専門技術が必要な分解整備など。
- 自主保全7ステップ
- 1.初期清掃 → 2.発生源対策 → 3.仮基準 → 4.総点検 → 5.自主点検 → 6.標準化 → 7.自主管理の徹底
- 初期清掃
- 自主保全第1ステップ。徹底清掃を通じて隠れた異常(油漏れ・緩み・摩耗)を発見する。
- 赤札
- 初期清掃で発見した不具合箇所に貼る札。修理・対策・復元が必要な箇所を見える化する。
- 強制劣化
- 汚れの放置・給油不足・締め忘れ・誤操作など人為的原因による劣化。基本条件を守れば防げる。
- 自然劣化
- 経年による摩耗・疲労など物理的に避けられない劣化。計画的に交換・修理する。
- 基本条件
- 清掃・点検・給油・増締めの4つ。設備の劣化を防ぐ基本活動。
- ファブ
- Fuguai(不具合)の意。設備や工程の小さな問題のこと。
- あるべき姿
- 設備や工程の理想的な状態。「あるがまま」(現状)との差を測ることで改善が始まる。
🔍改善・解析(10語)
- なぜなぜ分析
- 「なぜ?」を繰り返し問いかけて真因にたどり着く分析手法。トヨタ生産方式で有名。
- QC七つ道具
- パレート図・特性要因図・ヒストグラム・散布図・管理図・チェックシート・グラフ。
- パレート図
- 原因を発生頻度の多い順に並べた棒グラフ + 累積折れ線。重点指向の象徴的ツール。
- 特性要因図
- フィッシュボーン図とも。結果(特性)に対する原因を4M(人・機械・材料・方法)で整理。
- 4M
- Man(人)・Machine(機械)・Material(材料)・Method(方法)。要因分析の基本フレーム。
- PDCA
- Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)。改善活動の基本サイクル。
- PM分析
- Phenomenon-Mechanism分析。物理現象から科学的に追究する手法。慢性ロス・微欠陥に有効。
- IE手法
- Industrial Engineering。動作分析・時間分析・稼働分析など、人の作業を最適化する手法体系。
- ワークサンプリング
- ランダムな時刻に観察し、稼働状態の割合を統計的に求めるIE手法。
- ポカヨケ
- ヒューマンエラーを物理的に不可能にする仕組み。ミスを未然に防ぐ。
⚙️設備保全の基礎(14語)
- ベアリング
- 回転軸を支える機械要素。転がり軸受(ボール・ローラ)と滑り軸受がある。給油が重要。
- 合いマーク
- ボルトとナットにまたがって引く線。ずれの有無で緩みを判定する。
- ISO VG
- 潤滑油の粘度等級(Viscosity Grade)。数字が大きいほど粘度が高い。VG32・VG46・VG68など。
- グリース
- 潤滑油に増ちょう剤を混ぜた半固体。漏れにくく長期使用可能だが熱に弱い。「ちょう度」で硬さを表す。
- ちょう度
- グリースの硬さを表す指標。数値が小さいほど硬い。
- メガー
- 絶縁抵抗計。電気回路の絶縁の良否を測定する計器。
- 三相モータ
- 工場の主力動力源。Y結線・Δ結線で起動方式を変えられる。
- MTBF
- Mean Time Between Failures。平均故障間隔。高いほど信頼性が高い。
- MTTR
- Mean Time To Repair。平均修理時間。短いほど保全性が高い。
- 稼働率
- Availability = MTBF / (MTBF + MTTR)。設備が稼働できる時間の割合。
- バスタブ曲線
- 初期故障期 → 偶発故障期 → 摩耗故障期と推移する故障率の曲線。浴槽の形に似ている。
- CBM
- Condition Based Maintenance(状態基準保全)。設備状態を計測し、必要な時だけ保全する方式。
- PLC
- Programmable Logic Controller。リレー回路をプログラムで実現する制御装置。
- サーモグラフィ
- 赤外線で温度分布を可視化する計測装置。電気設備や軸受の異常発熱を発見できる。