2級ロスと効率化 レッスン2
設備総合効率(OEE)
時間稼働率・性能稼働率・良品率の3要素
設備総合効率(OEE)とは
OEE(Overall Equipment Effectiveness)は、設備が本来の能力をどれだけ発揮できているかを表す指標です。3つの要素の掛け算で計算されます。
OEE 計算式
設備総合効率 = 時間稼働率 × 性能稼働率 × 良品率 時間稼働率 = 稼働時間 ÷ 負荷時間 性能稼働率 = (基準サイクルタイム × 生産数) ÷ 稼働時間 良品率 = 良品数 ÷ 生産数
3つの要素
- 時間稼働率
- 止まらずに動いていた割合。故障・段取り・立上りロスの影響を受ける。
- 性能稼働率
- 本来のスピードで動いていた割合。チョコ停・速度低下ロスの影響を受ける。
- 良品率
- 作ったうち良品の割合。不良・手直しロスの影響を受ける。
OEE 85%以上が世界クラス
OEE が85%以上は世界クラスの工場と言われます。日本の優良工場で85%程度、平均的な工場では60%前後。100%は実質不可能(保全時間も必要なため)。
理解度チェック
確認クイズ
Q1.設備総合効率(OEE)の計算式はどれですか?
Q2.時間稼働率90%、性能稼働率90%、良品率90%のとき、OEEは?
Q3.チョコ停が原因で低下するのはどの稼働率ですか?