直前チートシート

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試験直前の総まとめ。公式・数値・順序・引っかけポイントを凝縮しています。

🧮 計算公式

設備総合効率 OEE =時間稼働率 × 性能稼働率 × 良品率(必ず「掛け算」)
時間稼働率 =稼働時間 / 負荷時間 =(負荷時間−停止ロス)/負荷時間
性能稼働率 =(基準サイクルタイム×加工数)/ 稼働時間 = 速度稼働率 × 正味稼働率
良品率 =良品数 / 加工数
タクトタイム =稼働時間 / 必要生産数(サイクルタイムとは別物)
可動率 ≠ 稼働率可動率=使いたいときに正常に動く割合
TEEP =OEE ×(負荷時間 / 暦時間)

🧮 信頼性・電気の式

MTBF =総動作時間 / 故障回数(平均故障間隔)
MTTR =総修復時間 / 故障回数(平均修復時間)
稼働率(可用率)A =MTBF /(MTBF + MTTR)
直列システムの信頼度 =R1 × R2 × … (弱いところで決まる)
並列(冗長)の信頼度 =1 −(1−R1)(1−R2)…(冗長で向上)
オームの法則V = I × R
電力P = V × I = I² × R / 電力量 = P × 時間
パスカルの原理F = P × A(密閉流体は圧力が全方向に等しく伝わる)
リスクリスク = 重篤度 × 可能性(低減は 本質安全→工学的→管理的→保護具 の順)

🔢 覚える数値・順序

ハインリッヒの法則1:29:300(重大1:軽傷29:ヒヤリハット300)
5S整理 → 整頓 → 清掃 → 清潔 → しつけ
設備の基本条件(4つ)清掃・点検・給油・増締め(塗装は含まない)
給油の5適適油・適量・適所・適時・適法
TPM 5つのゼロ故障・不良・災害・ロス・クレーム
自主保全士の4能力異常発見 / 処置・回復 / 条件設定 / 維持管理
ブレスト4原則批判厳禁・自由奔放・量を求む・結合改善
ECRS排除・結合・交換(再配置)・簡素化
OPL(ワンポイントレッスン)1テーマ・A4 1枚・約10分(基礎知識/トラブル事例/改善事例)

🔧 自主保全 7ステップ

1. 初期清掃(清掃点検)— 徹底清掃で微欠陥摘出、エフ付け

2. 発生源・困難箇所対策 — 汚れの源を断つ、清掃困難箇所の改善

3. 自主保全仮基準の作成(清掃・給油・点検の暫定基準)

4. 総点検 — 教育してサブアセンブリ単位で総点検

5. 自主点検 — 仮基準を統合、計画保全と役割分担

6. 標準化 — 各種現場管理項目を標準化

7. 自主管理の徹底 — 方針・目標と連動、改善を継続

「清掃は点検なり」/ 強制劣化は基本条件で防げる

📊 7大ロス・16大ロス

設備の7大ロス

①故障 ②段取り・調整 ③刃具交換 ④立上り ⑤チョコ停・空転 ⑥速度低下 ⑦不良・手直し

人の5大ロス

管理 / 動作 / 編成 / 自動化置換 / 測定・調整

原単位の3大ロス

歩留り / エネルギー / 型・治工具

16大ロス=設備8(7大+計画停止)+人5+原単位3

🏭 TPM 8本柱

① 個別改善 ② 自主保全 ③ 計画保全 ④ 品質保全

⑤ 初期管理(設備・製品) ⑥ 教育・訓練

⑦ 事務・間接部門の効率化 ⑧ 安全・衛生・環境

TPM=1971年 JIPM 提唱「全員参加の生産保全」。営業効率化は本柱に含まれない(引っかけ)。

🔍 改善・解析の道具

QC七つ道具パレート図 / 特性要因図 / グラフ / チェックシート / ヒストグラム / 散布図 / 管理図(+層別)
パレート図重点指向(多い順に並べる、ABC分析)
特性要因図魚の骨(フィッシュボーン)、4Mで原因整理
ヒストグラムばらつき・分布の形(離れ小島/二山は異常)
散布図2変量の相関(正/負/無相関)
管理図時系列、UCL/LCL・中心線、点の並びの異常
工程分析記号加工 / 運搬 / 検査 / 停滞
ワークサンプリング瞬間観測法で稼働率を統計的に求める
標準時間 =正味時間 + 余裕時間

⚠️ なぜなぜ vs PM分析

なぜなぜ分析現象(事実)から「なぜ」を繰り返し真因へ。散発的・原因が比較的単純な不具合に。
PM分析慢性ロス・原因不明に。現象を物理的に見て成立条件を全て洗い出し4Mで要因列挙。
ダメな対策「気をつける」「注意する」「教育する」は仕組みでないので対策にならない → 標準化・ポカヨケへ
再発防止 / 未然防止再発防止=起きた後/未然防止=起こる前(源流対策)

⚙️ 保全方式(引っかけ多発)

BM 事後保全故障してから修理
PM 予防保全(TBM)時間基準で定期的に保全(時間基準保全)
CBM 予知保全状態基準保全。設備診断で劣化を予知してから整備(TBM と混同注意)
CM 改良保全故障しにくいよう設備自体を改善(CBM と混同注意)
MP 保全予防設計段階で保全不要を目指す(MP設計・MP情報のフィードバック)
生産保全 PM上記を経済的に組み合わせる

🔌 電気・シーケンスの要点

活線作業の手順電源遮断 → 検電器で無電圧確認 →(ロックアウト・タグアウト)→ 残留電荷の放電 → 保護具
A接点(NO・メーク)記号 ─| |─ 条件が成立すると ON
B接点(NC・ブレーク)記号 ─|/|─ 条件が成立すると OFF
サーマルリレー電動機の過負荷保護
メガー絶縁抵抗計(MΩ)。湿気で絶縁抵抗は低下
PLC(シーケンサ)リレー回路をプログラムで置換。入力/出力/CPU/電源
インバータ周波数を変えて電動機の回転数制御(省エネ)
三相誘導電動機同期速度 = 120 × 周波数 / 極数

🛢️ 機械要素・潤滑・流体

ISO VG潤滑油の粘度等級=40℃の動粘度(mm²/s)。数字が大きいほど高粘度
油の劣化酸化=色が濃く・粘度上昇/水分混入=白濁・乳化/金属粉混入
温度と粘度温度が上がると粘度は下がる
軸受すべり軸受/ころがり軸受(玉・ころ)。ラジアル荷重・スラスト荷重
増締めの確認合いマーク(ずれていれば緩んでいる)
バルブ仕切弁(ゲート)=全開全閉/玉形弁(グローブ)=流量調整/逆止弁=逆流防止
空気圧 3点セット FRLフィルタ → レギュレータ(減圧弁)→ ルブリケータ(給油器)
バスタブ曲線初期故障期(故障率↓)→ 偶発故障期(一定)→ 摩耗故障期(↑)

🛡️ 安全・その他の対比

フェールセーフ故障・異常が起きても安全側に働く設計
フールプルーフ/ポカヨケ人為ミスを物理的に防ぐ仕組み
本質安全危険源そのものを取り除く(リスク低減で最優先)
不安全行動 / 不安全状態人の行動の問題/設備・環境の問題
目で見る管理(例)合いマーク・油面の上下限・温度ラベル・回転方向矢印・グリーンゾーン・配管の流体名
3現主義現場・現物・現実
品質の考え方後工程はお客様/品質は工程で作り込む/源流管理

※ 本サイトは非公式の学習補助です。試験範囲・配点・合格基準は年度により変わります。受験前に JIPM の公式情報・公式問題集で必ず確認してください。