OSHMSとは
Occupational Safety and Health Management System。安全衛生方針の表明 → 計画(リスクアセスメントを含む)→ 実施 → 評価(監査)→ 是正・見直し、というPDCAサイクルを回し、災害を「組織的・継続的に」減らす仕組みです。属人的な安全活動から脱却し、システムとして安全を確保することがねらいです。
OSHMSのPDCAサイクル
- 1安全衛生方針の表明(トップが宣言)
- 2体制の整備・関係者の役割の明確化
- 3リスクアセスメントの実施と安全衛生目標・計画の策定
- 4計画の実施(教育・対策・運用)
- 5日常的な点検・改善、緊急事態への対応
- 6システム監査による評価
- 7トップによる見直し(マネジメントレビュー)
リスク低減措置の優先順位(本質安全が最優先)
- ① 本質的対策
- 危険源そのものの除去・低エネルギー化・危険物の代替。最も確実。
- ② 工学的対策
- ガード・インターロック・安全装置・局所排気など、設備側で隔離・停止。
- ③ 管理的対策
- 作業手順書・教育訓練・立入禁止表示・作業時間制限など、運用ルールで管理。
- ④ 個人用保護具(PPE)
- 保護メガネ・手袋・安全靴など。①〜③で除去できない残留リスクへの最後の手段。
間違えやすい点
保護具(PPE)は「最初に検討するもの」ではなく「最後の手段」です。安全帯やヘルメットに頼る前に、まず危険源を除去(本質安全)、次に設備対策(工学的)を検討するのが鉄則。順序を逆に覚えないこと。
理解度チェック
確認クイズ
Q1.OSHMSの基本となる考え方は次のどれですか?
Q2.リスク低減措置として最も優先されるのは?
Q3.個人用保護具(PPE)の位置づけとして正しいのは?