出題範囲との対応

JIPM 自主保全士検定の公式「出題範囲(知識・技能)」と、本アプリの科目・レッスンの対応をまとめています。

試験の概要

主催
公益社団法人 日本プラントメンテナンス協会(JIPM)
1級・2級
試験形式
学科試験(マークシート方式の択一問題)+ 実技試験(記述式・現場の状況に対応する問題)
求められる4つの能力
異常発見能力処置・回復能力条件設定能力維持管理能力
合格基準
学科・実技それぞれ概ね60%以上(科目ごとの足切りが設けられる場合あり)
受験資格
2級は誰でも受験可。1級は実務経験または2級合格などが要件(年度により異なる)

⚠️ 試験範囲・出題数・配点・合格基準・受験資格・実施要領は年度により変わります。受験前に必ず JIPM の公式情報をご確認ください。本サイトは非公式の学習補助です。

科目と公式出題範囲の対応

🏭生産の基本

公式: 生産の基礎知識(生産の基本)

学科で広く浅く問われる土台。用語の定義・順序(5S の順、ハインリッヒ 1:29:300 等)を正確に。

主な出題項目

  • TPM の概念・目的・活動(8本柱)
  • 5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)
  • 安全衛生(KYT・ヒヤリハット・リスクアセスメント・保護具)
  • 品質管理の基礎(QC 的なものの見方・後工程はお客様)
  • 原価管理の基礎
  • 納期管理の基礎(リードタイム・タクトタイム)
  • 標準作業・作業標準
  • 改善の基礎(PDCA・SDCA・なぜなぜ)
  • 環境保全(3R・省エネ・廃棄物)

📊ロスと効率化

公式: 生産の基礎知識(生産効率化とロスの構造)

計算問題の宝庫。OEE は必ず「掛け算」。学科の計算枠はここから多く出る。

主な出題項目

  • 設備の7大ロス
  • 人(労働効率)の5大ロス
  • 原単位の3大ロス(歩留り・エネルギー・型治工具)
  • 設備総合効率(OEE)= 時間稼働率 × 性能稼働率 × 良品率
  • 時間の構造(暦時間〜負荷時間〜稼働時間〜正味稼働時間〜価値稼働時間)
  • 16大ロス(設備8+人5+原単位3)
  • 可動率・TEEP・ボトルネック・編成効率
  • MTBF・MTTR・稼働率(信頼性指標)
  • ライフサイクルコスト(LCC)

🔧自主保全活動

公式: 自主保全活動の基礎知識(自主保全の進め方)

7ステップの順序と各ステップ名は学科・実技とも頻出。実技は「異常を見つけてどう動くか」の記述で問われる。

主な出題項目

  • 自主保全の考え方(「自分の設備は自分で守る」)
  • 自主保全7ステップ(初期清掃 → 発生源・困難箇所対策 → 仮基準作成 → 総点検 → 自主点検 → 標準化 → 自主管理)
  • 設備の基本条件(清掃・点検・給油・増締め)/強制劣化と自然劣化
  • 自主保全士に求められる4つの能力(異常発見・処置回復・条件設定・維持管理)
  • 目で見る管理(合いマーク・油面計・温度ラベル 等)
  • OPL(ワンポイントレッスン)/活動板
  • ステップ診断・認定
  • 計画保全・品質保全との役割分担と連携

🔍改善・解析

公式: 改善・解析の知識

QC七つ道具の用途(パレート=重点、特性要因図=魚の骨…)が頻出。実技はなぜなぜ・PM分析の展開を書かせる。

主な出題項目

  • なぜなぜ分析
  • PM分析(現象-物理メカニズム)
  • QC七つ道具(・新QC七つ道具)
  • IE手法(工程分析・稼働分析・ワークサンプリング・標準時間)
  • 改善のステップ(QCストーリー)
  • ポカヨケ・ECRS・ブレーンストーミング
  • FMEA・FTA
  • 信頼性ブロック図(直列・並列)
  • 故障解析

⚙️設備保全の基礎

公式: 保全の基礎知識(設備保全の基礎知識)

出題量が最も多い科目。保全方式の定義(CBM↔TBM、CM↔CBM の混同に注意)、A接点/B接点、パスカルの原理を確実に。

主な出題項目

  • 機械要素(ねじ・軸・軸受・歯車・伝動・シール)
  • 潤滑(潤滑剤の種類・粘度・給油方法・劣化)
  • 空気圧(コンプレッサ・FRL・シリンダ・弁)
  • 油圧(パスカルの原理・ポンプ・弁・作動油)
  • 電気(オームの法則・電力・電動機・絶縁・シーケンス制御・PLC)
  • 検査・測定・記録(ノギス・マイクロメータ・ダイヤルゲージ・テスタ)
  • 図面の見方(第三角法・寸法公差)/工作・締結
  • 保全方式(BM・PM・CBM・CM・MP)
  • 設備診断技術(振動・温度・油分析)/信頼性・保全性(バスタブ曲線・MTBF/MTTR)

学習の進め方の目安

  1. 各科目のテキストで全体像をつかむ(各レッスンに対応する公式項目を表示しています)
  2. 本番モードで学科を、実技対策で記述を繰り返す
  3. 苦手は復習リストで潰し、計算は計算ドリルで反復
  4. 直前はチートシートで総点検

※ 上記の「公式」区分名・出題項目は、JIPM が公表する出題範囲をもとにしたおおよその対応です。正式な区分・項目・配点・実施要領は年度により変わるため、受験前に JIPM の公式情報を必ずご確認ください。