2級設備保全の基礎 レッスン1
機械要素の基礎
ボルト・軸受・歯車・ベルトの基本
機械要素とは
機械を構成する標準化された部品群を「機械要素」と呼びます。締結・回転・伝達など、用途別に種類があります。
主要な機械要素
- ボルト・ナット
- ねじを利用した締結要素。緩み防止にはダブルナット・ワッシャ・ロックタイトなどを使う。
- 軸受(ベアリング)
- 回転軸を支える要素。転がり軸受(ボール・ローラ)と滑り軸受がある。給油が重要。
- 歯車
- 回転を伝える要素。平歯車・はすば歯車・かさ歯車などがある。歯面の摩耗・欠損が劣化指標。
- ベルト
- 離れた2軸間で動力を伝える。Vベルト・タイミングベルトなどがある。張力管理が必要。
- チェーン
- 確実な伝達ができる動力伝達要素。給油と張力調整が必要。
- 軸継手(カップリング)
- 2つの軸をつなぐ要素。固定式・可とう式(フランジ・歯車・ゴム継手)がある。
点検のポイント
- ●ボルト: 規定トルクで締まっているか、合いマークのずれは?
- ●軸受: 異音・振動・温度上昇はないか?
- ●歯車: 歯面の摩耗・偏摩耗・欠損はないか?
- ●ベルト: 張力は適正か、片伸び・亀裂はないか?
- ●チェーン: 給油状態、伸びはないか?
理解度チェック
確認クイズ
Q1.転がり軸受の主な異常兆候として正しいのは?
Q2.ボルトの緩み確認のために付ける印を何といいますか?