OPL(One Point Lesson)とは
OPL(ワンポイントレッスン)は、1つのテーマだけを1枚のシートにまとめ、5〜10分程度で教え合う現場教育の手法です。図やイラストを多く使い、文字は最小限にして「見ればわかる」ようにします。リーダーがメンバーに伝え、理解できたらサインする…という形で全員のレベルを底上げします。自主保全活動を進める力(教える力・学ぶ力)を育てる重要なツールです。
OPLの3つの種類
- 基礎知識(一般知識)
- 設備の構造・機能・点検の意味など、知っておくべき基本を伝える。例:「ボルトの締め方と合いマーク」。
- 改善事例
- 現場で行った改善の内容・効果・横展開のポイントを共有する。他のラインへ広げる(ヨコテン)ために使う。
- トラブル事例(不具合事例)
- 起きた故障・不良・ヒヤリハットの内容と原因、再発防止策をまとめ、同じ失敗を繰り返さないようにする。
良いOPLを作るコツ
- ●テーマは1つだけに絞る(「あれもこれも」は別シートにする)
- ●文章ではなく、図・写真・矢印・色で説明する
- ●5〜10分で読んで理解できる分量にする
- ●「いつ・誰が作ったか」「教えた相手・理解の確認サイン」を記録する
- ●古くなった内容は更新し、よく見える場所に掲示・ファイルする
ポイント
OPLは「作って終わり」ではなく、リーダーがメンバーに直接教え、理解を確認することで初めて効果が出ます。教えることでリーダー自身の理解も深まり、現場全体の技能レベルが平準化されます。
理解度チェック
確認クイズ
Q1.OPL(ワンポイントレッスン)の特徴として正しいものはどれか。
Q2.OPLの種類の一般的な分類として正しい組み合わせはどれか。