2級改善・解析 レッスン6

ブレーンストーミングと改善提案制度

アイデアをたくさん出す会議法と、現場の気づきを改善につなげるしくみ

出題範囲ブレーンストーミング/改善提案制度詳細

ブレーンストーミング(BS)とは

ブレーンストーミングは、複数人で自由にアイデアを出し合い、量を多く出すことで質の高い発想を引き出す会議法です。批判をせず、思いついたことをどんどん出すのがルールで、なぜなぜ分析の要因出しや、対策アイデアの発散などで使われます。出たアイデアは、後で親和図法(KJ法)などで整理します。

ブレーンストーミングの4原則

  1. 1批判厳禁 … 出された意見を否定・評価しない。「それは無理」と言わない。
  2. 2自由奔放(歓迎) … どんなに突飛なアイデアでも歓迎する。固定観念を外す。
  3. 3量を求める … 質より量。たくさん出すほど良いアイデアにつながる。
  4. 4結合・便乗(改善) … 他人の意見に乗っかって発展させる。組み合わせて新案にする。

改善提案制度とは

改善提案制度は、現場で働く一人ひとりが気づいた「ここを直したい」「こうすれば良くなる」というアイデアを提案として出し、検討・実施し、貢献に応じて表彰や報奨をするしくみです。小さな改善(一人ひとりのカイゼン)の積み重ねを促し、改善を“続ける文化”を作る土台になります。サークル活動(小集団活動)と並ぶ、ボトムアップの改善活動です。

改善提案を活発にするポイント

  • 提案用紙を簡単にし、出しやすくする(書く手間を減らす)
  • 小さな改善・実施済みの改善も歓迎する(完璧でなくてよい)
  • 提案には必ず早くフィードバックする(採否と理由を返す)
  • 良い提案は朝礼や掲示で紹介し、横展開(ヨコテン)する
  • 件数だけでなく、現場が良くなったか(質)も評価する

注意

ブレーンストーミングで発散の途中にアイデアを批判すると、その場の雰囲気が固まって発言が止まります。「出す段階」と「選ぶ・評価する段階」は時間を分け、選ぶ段階で初めて良し悪しを検討します。

理解度チェック

確認クイズ

Q1.ブレーンストーミングの4原則に含まれないものはどれか。

Q2.改善提案制度の目的として最も適切なものはどれか。