2級改善・解析 レッスン4

QCストーリー(改善の8ステップ)

テーマ選定から標準化・反省まで、改善を筋道立てて進める手順

出題範囲改善のステップ(QCストーリー)詳細

QCストーリーとは

QCストーリーは、問題解決・改善を「思いつき」ではなく決まった手順で進めるための型(ストーリー)です。サークル活動の発表もこの流れにそって行います。各ステップで事実とデータにもとづいて考え、PDCAを一周させるイメージです。

改善の8ステップ(問題解決型QCストーリー)

  1. 1テーマの選定 … 困りごとを洗い出し、重要度・効果・実現性から取り組むテーマを決める。
  2. 2現状の把握 … 事実・データで「どこが・どれくらい・いつ」悪いのかをつかむ(層別・パレート図)。
  3. 3目標の設定 … 「何を・いつまでに・どこまで」改善するかを数値で決める。
  4. 4活動計画の作成 … 誰が・いつ・何をやるかのスケジュールを立てる(4W1Hなど)。
  5. 5要因の解析 … なぜそうなるのか原因を追究する(特性要因図、なぜなぜ分析、PM分析など)。
  6. 6対策の検討と実施 … 真因に対する対策を考え、実行する。
  7. 7効果の確認 … 対策前後をデータで比べ、目標を達成できたか確かめる。だめなら要因解析へ戻る。
  8. 8標準化と管理の定着(+反省と今後の計画) … うまくいった対策を標準(手順書・条件)にし、維持するしくみを作る。残った課題と次のテーマも整理する。

8ステップとPDCAの対応

PDCA対応するステップ
Plan(計画)1テーマ選定 / 2現状把握 / 3目標設定 / 4活動計画 / 5要因解析
Do(実施)6対策の検討と実施
Check(確認)7効果の確認
Act(処置)8標準化と定着(+反省・今後の計画)

注意

「現状把握」をデータで行わずに、いきなり対策(ステップ6)から始めるのは失敗のもとです。事実を数値でつかんでいないと、的外れな対策をして「やったのに効果が出ない」ことになります。

理解度チェック

確認クイズ

Q1.問題解決型QCストーリーで、「要因の解析」の次に来るステップはどれか。

Q2.QCストーリーで「効果の確認(ステップ7)」が目標未達だった場合、基本的にどうするか。

Q3.QCストーリーの最後(ステップ8)で行うことはどれか。