2級生産の基本 レッスン7

PDCAとSDCA

改善のサイクルPDCAと、その成果を維持・標準化するSDCAの関係

出題範囲PDCA・SDCA詳細

PDCAサイクル — 改善を回す

PDCAは管理・改善の基本となる4段階のサイクルです。

P(Plan:計画)目標を決め、現状を分析し、対策を立てる。 D(Do:実施)計画にもとづいて実行する。まずは小さく試す。 C(Check:確認)結果を目標と比べ、効果があったか・問題はないかを評価する。 A(Act:処置)うまくいったら標準化する。だめなら原因を分析して計画に戻す。

この4段階をぐるぐる回し、らせん階段を上るように現状をレベルアップしていきます。

SDCAサイクル — 標準を守って安定させる

PDCAで改善した状態を「当たり前」に定着させるのがSDCAです。

S(Standardize:標準化)作業手順・条件をルール(標準)として決める。 D(Do:実施)決めた標準どおりに作業する。 C(Check:確認)標準どおりにできているか、結果は安定しているかを確認する。 A(Act:処置)守れていなければ教育・しくみ改善で守れるようにする。

SDCAで「ばらつきのない安定した状態」を作ってから、次のPDCAでさらに高い目標に挑むのが基本です。

PDCAとSDCAの違い

項目PDCASDCA
目的現状を改善し、レベルを上げる改善した状態を維持・安定させる
最初のステップP:計画を立てるS:標準を決める
主な活動問題発見・対策・効果確認標準遵守・異常の発見と是正
イメージ階段を上る上った段で足場を固める

ポイント

「改善(PDCA)→維持(SDCA)→さらに改善(PDCA)」と交互に回すのが理想です。標準がない(SDCAがない)状態でいくら改善しても、すぐ元の状態に戻ってしまいます。

理解度チェック

確認クイズ

Q1.PDCAサイクルの「C」が表すものはどれか。

Q2.SDCAサイクルの目的として最も適切なものはどれか。